開運案内

四尊を拝みましょう

波切不動寺の四尊とは、不動明王、弘法大師、十一面観音、地蔵菩薩です。
本堂の内陣、向かって正面、須弥壇の中央に本尊の波切不動明王をお祀りし、右に十一面観音菩薩立像、左に遍照金剛座像をお祀りしております。

当山の本尊、波切不動明王

お不動さまは、大日如来の名を受けて憤怒相に化身された姿をしています。

毎月28日と、第2日曜日に厳修する不動護摩では、お不動さまのプラスのエネルギーがいただけます。お護摩の火は、どんな邪気も焼き切って、一人ひとりの体を不動のエネルギーで包んでくださいます。

波切不動寺のお不動さまは、信者さんの心を変えることがとても上手でいらっしゃいます。思い悩んでいる、落ち込んでいる方のネガティブな気持ちを、ポジティブにしてくださいます。


道を開いてくださる十一面観音

観音さまには、さまざまなお姿があります。聖観音、千手観音、如意輪観音、准胝観音と。なぜ観音さまにはいろいろなお姿があるでしょう。
仏教において五大元素は、自然を構成する「地・水・火・風・空」で、観音さまは水の化身とされています。水には決まった形がなく、気温が下がれば固まり、熱せば気化し、その場に応じてさまざまに変化します。観音さまは、衆生を苦しみから救いたいと考えて、周囲の状況にあわせ、あらゆる形で我々の前に現れてくださるのです。

当山の十一面観音さまは、正面の3面は穏やかな顔をし、慈しみの心で幸せをあたえてくださいます。左の3面は怒った顔で、皆さまの苦しみを抜いてくださいます。右の3面は柔和な表情でありながら牙を出し、善い行いをしている人を誉め称えます。後ろの1面は、笑みを浮かべつつ怒り、悪行を改めさせて善行に向かわせます。そして頂上の1面は惣徳を表し、阿弥陀さまのお顔をされています。

左手にはどんな病気、どんな重罪でも洗い流す甘露水の入った瓶 (ビョウ) をお持ちになっています。

毎月17日の十一面観音護摩の火を浴びると、観音さまが心の汚れや澱みをきれいに洗い流してくださいます。

当寺の基盤は弘法大師さまの教え

真言宗は平安時代、唐 (中国) に渡った空海が学んだ密教を、日本に伝えたことがはじまりです。密教とは端的に表すと≪即身成仏して宇宙の真理を知る≫宗教です。

弘法大師の「即身成仏義」の中に次のような一説があります。
お大師さまは自らの神秘体験を通じ、密教の真髄をつかんだのでしょう。
密教のあらゆる行の最終目的は、「即身成仏」あり、この点が密教と顕教のまったく違うところです。

六大無碍:地、水、火、風、空の5要素に精神的存在「識」を加えた6つの要素が、互いに混じり合いながら、個々の存在を確固なものにすること。宇宙は物質だけで成り立つのでなく、そこに私たちの認識作用(「智」とも「覚」とも「心」とも説かれる精神活動) が加わって、はじめて作用している。


手を合わせるだけで救われる

地蔵菩薩は、お釈迦さまに代わって迷いの世界 (六道: 地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天の6つの世界) に留まり「救われない」衆生を救済する尊い存在です。

供養の大きな目的は「滅罪」すなわち罪滅ぼしです。
供養は先祖や水子のためにある、と思っていませんか?
「情けは人のためならず」ということわざも、めぐりめぐって、その恩恵が自分に還ってくる意味ですが、供養も同じです。

供養の功徳の7割は、供養した本人に還付されます。
二座式供養、水子供養は最高の開運になります。
波切不動寺では地蔵尊の建立と開眼法要も承っています。
個人罪状によりさまざまな方法がございます。直接、当寺にご相談ください。

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